メンバー作品を紹介 滋男の世界 12月 2020年
貼り絵の滋男 そんな雰囲気のする最近の彼 これまでに作ってきた葉を持ち寄り コツコツと色紙に葉を散りばめてく 彼の作る葉は生活に身近なもの 日常生活を送る上で日々の炊事をするように少しずつ葉を作り出してきた。それはもうかなり以前からと聞いている。何十年も前からか 葉を作ることと生きることは同じことのようにごく当たり前に葉を作ってきた。作りためた葉は彼の生きてきた足跡のようなもの 彼はそれを毎週末のすたじおに持参して 数枚の色紙を選び 一枚一枚貼っていく。糊が色紙を汚さぬよう指先とピンセットを駆使して一枚ずつ散りばめる。葉の素材も彼の生活に密着したのも 製紙工場で働いてきた彼は廃棄の余り紙を持ち帰り自宅で葉っぱに蘇らせる。そしてそれを公園に散りばめて通り過ぎる人々の反応を観察する 自然の落ち葉と同じに気づくことはないか そんな秘めた遊びを通して生み出された彼の葉は 彼の生きてきた証と生命のようにさえ感じる。作品からは彼の散りばめた葉は不思議と魚のようにも見える 海の中を彷徨う様々な魚たちの賑わいを感じるようだ…
滋男 葉 001
滋男 葉 002
滋男 葉 003
滋男 葉 004
滋男 葉 005
滋男 葉 006
滋男 葉 007
滋男 葉 008
滋男 格子絵 001
滋男は貼り絵と格子絵の2つを進める。貼り絵を終えると格子絵に 格子絵を終えると貼り絵に いつも彼は自分の呼吸で生きている。人と比べることもなく 自然体の自分で見える景色を楽しむように…
滋男 格子絵 002
滋男 格子絵 003