麻布十番のギャラリーにて ③ はるさんライブペイント!

元麻布ギャラリーにて 2月10日 出品者のみなさんが集まる交流会
はるさんはその日は人目を気にせず閉館までの一日 飲まず食わずの集中制作でした。もともと出品予定だった作品ですが今回のFLAT展に完成が間に合わず 会期中は断念して予備作品の展示で凌いでいたのもあり 何としてでもこの日のライブペイントで完成させて展示して帰りたい という想いが強いはるさん。体調を崩してしまい追い込み制作ができず 今回の出品を諦めていたところ 主催者のFLAT代表の大平さんから会期中の突然のオファーをいただきました。『ぜひギャラリーで制作して完成させてほしい』という声に応えて一心不乱のライブペイント! さて 想いは叶ったか? その様子を紹介します。

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まだ誰もいない冷えた会場で ひそひそといつものようにセッティングから~ 今回は材料置きスペースが限られているので かなり使用具と材料を厳選して絞り込みました こうしてスタート時の作品を見ると やはりこれでは展示できないと思わせる絶不調ぶりがよくわかります 

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さあ ここからどうする? はるさん 試練ですね 時間との勝負! どのようにこの作品に息を吹き込み生きた作品に戻せるか 拝見

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開始から約7時間 ひたすら画面に向かい合い 何とかもう一度生命を取り戻せたかのような緊張感の出てきた画面 やっと息を吹き返し 甦生できた感じのところで残念ながらタイムオーバー
はるさんいわく 『ここからもっとやりたかった やっと勘を取り戻し始めた感じだったのに』というところでの終了でした。

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完成作品 というよりはここで終わり~ ギリギリ何とか間に合った という感じですね。 展示ができる作品としてはギリギリラインを突破かな 確かにここからもっとやりたかった というはるさんの意思は作品からも伝わってくるような気がします。ここからが一番おもしろいところなんですよね 実は~ それをはるさんも知っているようですね。苦しみを通過してからの最後の仕上げの域を見たのでしょう お絵かきから作品へと一歩近づいた記念すべき一日でした。はるさんの覚醒(ライブペイント)を実現させてくれたFLAT代表の大平さんとギャラリーの滝本さんへ 感謝します。ありがとうございました。

公式ホームページ⇒ https://art-studio-gen.com/