展示:コレクション展 入札式販売を導入  9月 2019

2019年9月1日 横浜らいず(社会福祉法人 横浜共生会)に招待され「コレクション展」と題し あーとすたじお源のメンバー作品を展示販売しました。出品メンバーは本間はるかと佐々木つくみの2名。今回は福祉施設が会場で入札式という初の試みでした。まったくどうなるのか予測も立たずスタート。あまり絵画作品に興味がないのか 絵画の購入に馴染みがないのか 作品を鑑賞するだけで通り過ぎる人が多い印象でした。それでも数名の方から興味をもって作品や作者について質問などがあり 会場に待機するつくみさんも説明に応じていました。来場者の方から「絵画は展示してあっても販売するものだとは思わなかった」「この絵は買えるんですか?」という声が多く 絵画作品の購入という日常は身近なところでかけ離れているように感じました。その中で入札式という販売形式を理解してもらい 購入を検討してもらうには程遠い企画であったようにも思えました。

実際に今回は7名の方が作品を購入してくださいました。価格交渉の過程では 購入希望者が希望入札額を決める という形式はとても抵抗があるようで こちらが最低落札額を伝えることで購入希望者が値段を検討し 購入の意思を決定しやすくなり お買い上げ頂く形となりました。今回は本当の意味での検証でした。落札額(販売価格)には課題が残りますが「本当にほしい 家に飾りたい」という購入者の方々の声を頂き 作品を社会へ還元することを意味として 嬉しさと喜びをもって終了しました。