日本画家:村田裕生氏とギャラリートーク 12月 2019

2019年12月8日 船橋で日本画・水彩画の絵画教室を展開する日本画家の村田裕生氏と「絵画制作について」をテーマに対談形式で考察を深め合いました。ギャラリーの皆さんは 村田氏の絵画教室の生徒さん約60名とその他の自由参加の方たちでした。私(福家)は障害の有無を問わない横浜のアトリエの代表として 日々の制作の様子からメンバーへのアプローチ方法など 企画展示に向けた取り組みや 絵画制作の意義など 様々な視点から説明させていただきました。

障害を越えて アトリエと絵画制作について

村田氏は丁寧な指導と可視化したわかりやすいアプローチで 生徒さんに明快に上達法を伝えて実践していくタイプで たくさんの生徒さんが自然と集まり巨大集団?となった絵画教室を展開する。あーとすたじお源は 横浜の小さな少人数のアトリエで 指導も評価もしない自由制作スタイル。相反するような互いのスタイルで「制作とは何か」「それぞれが望むものとは」をギャラリーの皆さんと対話を交えて深堀りすることができました。制作の意義はそれぞれに違っていても当然で 大事なことは「続けること」「やめないこと」に尽きる という着地点に辿りついた今回のギャラリートークでした。福家も自身の制作を続けながら あーとすたじお源の活動を企画・展開していきたいと思います。村田氏と船橋のみなさん 対話の時間をいただきありがとうございました。感謝します。