麦わら屋へ 群馬を訪れる 2023年3月
NPO法人「麦わら屋」は群馬県の前橋市で活動を展開する福祉事業所だ。もうかれこれ6年前から福家は群馬へ見学へ赴きたいと思っていたが、自身の都合やコロナ自粛も相まって、今日まで訪問の実現は伸びてしまった。麦わら屋の事業内容や多岐に渡る活動展開もさることながら 代表の小野さんにぜひお会いして話をお伺いしたいと自身は願っていたので やっと対面が叶った…福家は2日前から動き出し 車中泊をしながら群馬の前橋入りする。麦わら屋を知る前に初めての群馬を体感しながら向かおうと決めた。小さなプリウスで荷物積んでの車中泊はかなり疲れたが 麦わら屋の生の現場と小野さんの人柄は 日常の自身の公務員労働者の概念を一瞬で吹き飛ばすものだった。
麦わら屋の利用者さんの生き生きした姿 味噌の製造・販売 味噌を使った食肉加工品の製造・販売 アート活動とアート作品の販売 グッズ制作・販売 ファーム 野菜販売 企業からの製品受注作業 メダカの養殖 ・販売 etc… 2014年に設立した当初は味噌の製造・販売から始まり 少しづつ事業内容を確実に着実に増やす中で利用者さんそれぞれが生かされる事業展開と環境づくり 雇用形態を現実に構築してきたと勝手ながらにお見受けする。広い拠点と味噌製造工場や農地や大倉庫など 土地や施設の確保に止まらず 感服するは福家が夢に見るグループホーム併設まで成していることだ。
NPO法人でそこまで実現できるとは…代表の小野さんに気負いはなく あくまでも自然体。作為などなく企てたわけでもないと言う 自然にこうなったと。そして事業計画から数字化まで惜しみなく資料やPCを参照しながら自身へレクチャーしてくれた。信じられない 小野さんが自力で立ち上げ開拓し 築き上げてきたものを惜しみなく…
群馬に「麦わら屋あり」は言わずもがな 横浜に「あーとすたじお源あり」成せるか? 小野さんから感じたこと それは大小ではなく 現実に動くこと。静かに心が疼く帰路となる。明日はアトリエ日だ メンバーたちが来る…